朝からカレーをつくる。カレーってどんな風につくっても美味しいけど、自分で食べるカレーは自分でつくるのがいちばんウマいと思う。インドカレーやタイカレーじゃなくて普通の洋食カレーです。

冬場は白菜(や大根)でカレーをつくることが多いのだが、今の季節はタマネギと新ジャガイモとベーコンだけ、激辛で超シンプルにつくる。たまにはキノコやアスパラガスを入れることもあるけど、煮込むのはタマネギだけ。
最初に大量の生姜のみじん切り、ニンニクのスライス、クミンシード、コリアンダーシード、赤唐辛子をたっぷりのオリーブオイルで炒める。それから大ぶりのタマネギ約4個をざく切りにして炒める。ちなみに分量は4〜5皿分。タマネギがクタクタになりペースト状になるまで火を通す、と言うより油で煮るような感じ。クタクタになったら料理酒を振りかけて、500CCトマト缶を入れて、缶を野菜ジュースで濯いで、それも加える。あとは適当にハーブを加えて弱火で炊いていく。アクを軽くすくって、市販の辛口固形カレーを溶かして、さらに煮込む。アニスのお酒がある時は途中で加えるとさらに美味しくなる(ような気がする)。
新ジャガイモは小さければそのまま、もしくは半分に切って、少しだけ電子レンジで加熱して、バター少量とざく切りのベーコン、大量の黒こしょうと一緒にフライパンで炒めて、ジャガイモにベーコンの味をしみ込ませる。この時にトマトやタマネギ(煮込み用とは別)を一緒に炒めてもいい。あまり動かさないで表面に軽く焦げ目をつけながら、じゃがいもの中までしっかり火を通す。この中にローズマリーを入れても美味しそうだけど、まだ試していない。
で、フライパンでこんがり焼いたジャガイモとベーコンをカレーの鍋に入れてさっと合わせてできあがり。ジャガイモを入れてからはあまり煮込まない。味が濃い場合は野菜ジュースで調整する。仕上げに発酵バターを大さじ一杯くらい入れる。アスパラガスやキノコもフライパンで焼いて、しっかり塩味をつけて、最後に混ぜ合わせる。タマネギ炒めに少し時間がかかるだけで、それ以外はスゴく簡単。以上。