余裕がある朝はサンドウィッチをたくさんつくって、一食分ずつラップで包んで冷蔵庫に入れておく。朝食用だったり昼食用だったり。2日以内には食べ切りますね。仕事で手を離せないけど、お腹が空いた時はサンドウィッチはホントにありがたい(ただし自分でつくったものに限る)。PCのキーボードやマウスは超不衛生らしいので、ちゃんと手を洗わないとダメです。デスクで食事する人を気をつけましょう。

JRと地下鉄で帰る途中、サンドウィッチの材料を小田急百貨店の地下で探すと、麻布ハムのバラエティバックが700円くらいで、夕方、サンドウィッチ用の薄切りがあるのは紀伊国屋ベーカーリーしかないから、そこで一斤を350円で買う。チーズも買うと+1000円、生鮮食料品コーナーでキュウリが200円。チーズを買わなくても1000円以上は確実。デパ地下は高いね。一方、京王バスの待ち時間に渋谷東急プラザの地下で買うと、ニュークイックのボンレスハムが100g150円くらい、インショップの麻布十番モンタボーでパンを12枚切りでスライスしてもらい280円、キュウリが150円くらいで、合計600円以内で済んでしまう。百貨店の半額だ。サンドウィッチなんてそんなに上等なハムじゃなくても、それなりに美味しいから、どう考えても東急プラザの勝ちだな。近所のスーパーのオリンピックより安い。

もっと高いパンやハムもあるし、もっと安いモノもあるから、まあ、勝ち負けなんてどうでもいいことだけど、とりあえず、これが今のぼくの感覚で、金額の差はそのまま日本の市場の幅なんだと思う。消費係数は収入によって左右されるわけだが、絶対消費係数というのがあって、それはいちばん高収入だった時点で固定されてしまうという説もある。簡単に言うと、一度、良い暮らしをしてしまうと、それ以下の生活はできなくなるというわけだ。お金持ちになると、もう後戻りできない。リッチな人ほどわずかな収入低下で一気に零落する可能性が高い。小室さん家族はいろいろ大変なんだろうなと思う。

なぜ買うのか。なぜ買うのを止められないのか。客観的に見た他人の“消費”ってホントの面白い。無理矢理話をまとめるなら、何ごともほどほどがいちばんということですかね。

     

ご近所の方からネギをいただく。これがシャンパーニュの袋の正しい使い方だな。