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缶詰の夢 [その他]

テーブルの上が散らかっているのは、たいていこの方が遊びに来ている時です。

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かなりのビビリ性で知らない人には近寄らないけど、ここではそんなことが信じられない緊張感のなさ。仕事場の扉を開けるとふらりと現れて、ゴハンを食べて、寝て、ぼくが帰宅する時には見送ってくれて、その後はどこで寝ているのか分からない。雨風はしのげているのだろうか。以前は吐いてしまうまで食べ過ぎる、飢餓を恐れる悲しいノラネコだったのですが、ずいぶんと小食になった。好き嫌いなくどんなキャットフードでも食べるのは楽でいい。最近はゴハンよりも遊んでもらうほうが好きみたいだ。今年で3歳。博愛主義者。

オスなのですぐに旅に出てしまう。知らない間に近所で見かけなくなり、先日、ほぼ1年ぶりに道ばたで再会を喜び合って、それからは毎日仕事場に立ち寄ってくれるようになった。このネコがここにべったりはり付くようになって、遠慮なのか嫉妬なのか、他のノラネコの訪問の回数がかなり減った。テーブルの上が好きみたいだ。ふかふかした場所よりも机の上が好きだなんて、仕事に生きる男みたいではないか。

左耳に切り込みがあるのは去勢手術を終えている証拠だ。人の都合で申し訳ないのだが、ノラネコが増えると困る人もいるので、手術してもらった。あとは親ネコから与えられた命をまっとうするだけ(親ネコもよく来る)。せめて食べ物には困ることがないようにしたい。多少甘やかしすぎかも知れないけど。中野区議会では飼い主のいないネコの去勢手術の助成を審議中だ。

ネコアレルギーなので、同居はかなりつらい。

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ぐーぐー

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ネコは丸くなって眠るものと思っていたが、伸び伸びと寝ている。

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そして散歩へ。ではまた〜

1/43 [その他]

10年以上前、アルゼンチンのブエノスアイレスに行った時、街の小さなミニチュアカー専門店に超レアなミニカーがどっさり売られていて、お店の人があきれるくらい買ったことがあった。バカな日本人と思われたかも知れない。ちなみにアルゼンチンはミニチュアカーの製造でも有名なのです。でもそんなレアなコレクションもフリマのたびに1台ずつ減っていき、気がつくと、手元に残ったミニチュアカーは3つともラリーカーだった。この3台はアルゼンチン製ではありません。

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フェアレディZと比べてみるとアルピーヌルノーA110はホントに小振りだ。こんなに小さいクルマだったんですね。10年以上前、世田谷の砧農協前でホンモノを一度だけ見た。最後から一代前のトヨタセリカ(T200系)はA110のオマージュだったという話を聞いたことがある。本当だろうか。

ブエノスアイレスで買ったスチュードベーカー・アヴァンティのミニカーだけはまだ大事に残してある。レイモンド・ロウイーのデザインだ。でも引っ越しの途中で箱とエディションのカードがなくなったのでミニカーとしての価値はゼロに近いことになるな。コレクターの掟は厳しいみたいだ。ぼくには関係ないけど。


お知らせ


オフィスできた [その他]

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黙ってしばらくオランダ行ったり、突然の出張が続いたり、いろんな方にご迷惑をおかけして本当に恐縮でした。

アパートの近所で前々から気になっていた路面の物件が空いたので、無謀にも4月早々に借りてしまい、やっと片付いたので仕事場にしました。25㎡程度の小さなオフィスです。それでも個人的にはすごい投資になってしまい、これを機にマジメに仕事をしようと思っています。今までもそれなりにマジメでしたが。場所はコンクリート打ち放しの集合住宅の1階で、今住んでいるアパートと同じ建築家が手掛けた物件です。以前は寿司屋だったそうです。普段は出かけることが多く、日中はあまりいないと思いますが、近所に来ることがあればご一報ください。中野坂上駅から10分、西新宿5丁目駅からも約10分です。神田川が近く、目の前にはノラネコが遊ぶ小さな公園があります。近々、オープン記念で宴会など開こうと思い、ビールだけは3ダースほど買い込みました。

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強毒性新型インフルエンザ [その他]

先日の出張の帰りの新幹線で、国立感染症研究所の研究員、岡田晴恵さんが書いた小説「H5N1」を読む。

H5N1というのは高病原性鳥インフルエンザウイルスのこと。この本はフィクションで、鳥インフルエンザ日本上陸のシミュレーションストーリー。インフルエンザと言っても呼吸器に限定した感染の弱毒性ウイルスではなく、鳥インフルエンザは全身感染を引き起こす強毒性で、感染者は最短4日で脳炎や多臓器不全で亡くなる。致死率はエボラ出血熱と同等の60%。単純に比較はできないと思うけど、1918年に全世界で1億人(4000万人とも)、日本国内で45万人以上が死亡したグレートインフルエンザ“スペイン風邪”でさえ弱毒性ウイルスだった。で、昨日、世界保健機関は中国で1つの家族から2人の鳥インフルエンザ感染者が確認されたと発表した。これは高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスがヒトからヒトへ感染した可能性も考えられるらしい。ヒトへの感染の恐れは今年の夏頃から国連や世界銀行から発表されていたが、ついにその日が来てしまったのかな。北京オリンピックを目前に控え、ちょっとした問題になるような気もする。

厚生労働省がまとめた「新型インフルエンザ対策報告書」によると、世界的な大流行が起こった場合、日本国内の患者数は最悪の場合で2455万人、死者は16万7000人に及ぶとされている。

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ひつまぶし [その他]

風邪を引かないように、帰宅したら必ず手洗いとイソジンでガラガラうがいをしている。睡眠時間は短めだけど、無理な夜更かしはしていない。野菜や果物を多めに摂り、肉はあまり食べていない。お酒はもともとあまり飲まないし、仕事中もコーヒーじゃなくて日本茶を飲むようにした。体調を崩すと年末進行の多忙な人たちに迷惑をかけてしまうから、それなりに健康には気をつけているつもりだったのに、朝起きたら風邪、じゃなくてぎっくり腰で動けなくなっていた。転がるように床におりて、机に掴まって立ち上がる。

でも今回はそんなに酷くないのでコルセットで腰を固定すると静かに歩くことはできた。それから3日後、腰の具合もかなり良くなって、岐阜まで出張に出かけた。新幹線に乗るため東京駅まで通勤ラッシュの中央線快速に乗る。これが腰には泣きそうなくらいキツかった。四ッ谷駅を過ぎる頃には本当に泣いていたかも知れないが、あまりの苦痛で記憶が定かではない。こういう時に痴漢と間違えられると、死にたい気分になるのだろうと思う。こんな電車で毎日通勤している人はたくさんいるわけで、何とかならいないものなんでしょうか。

新幹線の中で崎陽軒のシウマイ弁当を食べる。コレはウマかった。「孤独のグルメ」第6話のジェットシウマイを思い出す。

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