10年以上前、アルゼンチンのブエノスアイレスに行った時、街の小さなミニチュアカー専門店に超レアなミニカーがどっさり売られていて、お店の人があきれるくらい買ったことがあった。バカな日本人と思われたかも知れない。ちなみにアルゼンチンはミニチュアカーの製造でも有名なのです。でもそんなレアなコレクションもフリマのたびに1台ずつ減っていき、気がつくと、手元に残ったミニチュアカーは3つともラリーカーだった。この3台はアルゼンチン製ではありません。



フェアレディZと比べてみるとアルピーヌルノーA110はホントに小振りだ。こんなに小さいクルマだったんですね。10年以上前、世田谷の砧農協前でホンモノを一度だけ見た。最後から一代前のトヨタセリカ(T200系)はA110のオマージュだったという話を聞いたことがある。本当だろうか。

ブエノスアイレスで買ったスチュードベーカー・アヴァンティのミニカーだけはまだ大事に残してある。レイモンド・ロウイーのデザインだ。でも引っ越しの途中で箱とエディションのカードがなくなったのでミニカーとしての価値はゼロに近いことになるな。コレクターの掟は厳しいみたいだ。ぼくには関係ないけど。