SSブログ

ブルーノ・ダネーゼ [その他]

P1010917.jpg

P1010918.jpg

デスクの左上の壁にはブルーノ・ダネーゼ氏の写真がある。
彼から聞いた大切な言葉を時々思い出しながら、今日も仕事をしています。
LIVING DESIGNのイタリア特集号は、今はもう手元には残っていないけど、あんな仕事がまたできたらいいなと思う。いつか、実現できるだろうか。
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 2

Beep

なんだか、しつこくて心苦しいんですけど、また来ましたwww

今から20年以上前、初めてヨーロッパへ渡って北欧で一年を過ごし
帰国前ようやくイタリアまで下って来て、憧れの「ダネーゼ」を訪ねました。
ミラノのリナシェンテの裏、結構入り組んだ路地の奥に
ダネーゼはあったと記憶しています。
幸いダネーゼ氏と夫人のジャクリーンさんにお会いできて
自作のコーヒーカップを差し上げると大変喜んでくださった。
帰国後、エンゾ・マーリのレターオープナーが返礼として届けられて
それは予想もしなかっただけに嬉しさは格別でした。

後年、「ダネーゼ」が復活したと聞いて喜び勇んで新しいお店を訪ねると
ブルーノ・ダネーゼ氏とは縁のなくなってしまった「ダネーゼ」でした。
店の人が、ダネーゼ氏がこの店のコトを未だに自分のモノと混同して
人前で語るコトがあって困っていると話されて...
なんとも、やるせない気分にさせられた記憶があります。

ダネーゼ氏とコラボレーションがしてみたかった。

by Beep (2009-07-14 09:26) 

橋場一男

ジャクリーンさんはぼくがドイツにいた頃に亡くなって、阿部さんに誘っていただき、追悼の写真展に行ったことを思い出します。ダネーゼは、今はアルテミデのオーナーのお嬢さんが経営していると聞きました。お金持ちのパパにブランドを買ってもらったのか、自ら復興を願い買い取ったのか。いずれにしても、黄金時代の良品が復刻されたり、引き続きちゃんと製造し続けていることが救いです。

イタリアの奇跡と呼ばれた時代の、(デザインも経営者も)魅力的なイタリア企業は、家具もファッションも家電も、ほとんどのブランドが国際投資会社に買われてしまい、かつては、経営者の意思決定がそのまま商品に直結する中小企業群で、大企業の製品開発をあざ笑うように、世界のデザインをリードしていたイタリアが、近年はどんどんプラスチッキーになっている印象があります。そんなわけで最近はミラノサローネに行きたいという気持ちも薄れてきました。

映画「鉄道員」で、息子がアルファロメオの工場の仕事が決まり、お祝いするシーンがあったと思うのですが、モノづくりの仕事に就くことを誇る親子が印象的でした。執筆業で糊口をしのぐぼくが言うのも何なのですが、自分たちの手でモノをつくれなくなった国や、モノづくりの現場の人を尊敬できない国はヤバいなと思います。
by 橋場一男 (2009-08-17 04:44) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。