ニューしんばしビルのDVD店ではフリオが面陳列だった。売れるかな、フリオ……。
両隣はリタ・クーリッジとチャック・ベリー、ジェリー・リー・ルイスとリッキー・マーティンだ。

アニヤ・ハインドマーチ Anya Hindmarchって、写真を持ち込むとそのプリントのバッグをつくってくれるBe a Bagしか知らなくて、それもかなりビミョーな商品だよなと思っていた。街角のプリントショップや出力センターでも同じようなサービスがあると思うんだけど、それじゃあ嫌なんだよね(まあ、ぼくも嫌だけどさ)。個人的にはミジンコほども興味がないアニヤ・ハインドマーチが、エコバッグでひと騒動起きているみたいで、バカと勘違いにつきまとわれて御愁傷様としか言いようがない。18日にはいろんなショップで発売になるし、19日にはWebでの受注が始まるわけだが、それでも4日前に手に入れたいという前のめりな心は何なんだろうね。ホントによくできた消費者だと思うよ。何でも売れるな、この人たちには。今日買った人はこの4日間でどれだけひけらかすかが命だ。でも普通の感覚なら持ち歩くのも恥ずかしいだろ。ちゃんとエコバッグとして使うのかな。例の“I'm NOT A Plastic bag”(2100円税込)には化粧ポーチとかポイントカードホルダーとか、普段使いのどうでもいいモノを詰めて、コンビニで買い物したら普通にビニルバッグにおにぎりとか入れてもらって、使わないのに割り箸もらっちゃうんだろうね(そこまではしないか、ゴメン)。たぶん今日はいろんな方々のWeblogでこの賛否両論が書かれるんだろう。エコバッグを使うことはフツーに良いことだと思います。ケイト・モスも罪な女だよな。
http://www.fnn-news.com/windowsmedia/sn2007071407_300.asx

“I'm NOT A Plastic bag”の販売については、日本法人では、銀座店は公道に面しているから前日からの行列はご遠慮くださいってアナウンスしていて、前夜に整理券まで発行していた。その整理券を持っていないのにモノは欲しいというずうずうしい人々らが、買えないことに苛立って店の前に屯して「早く解散させてください(意味不明)」とか「誠意を見せろ」って、いつの時代のバカだよ。こういう痛々しい人間と同じ空気を吸ってると思うだけで気分が悪いよ。「おまえさんたちに売るバッグはないよ、とっとと帰んな」ってハッキリと言ってやってくれよ、アニヤ・ハインドマーチ。これこそ21世紀のマーケティングだろ。
http://www.beabag.com/division/environmental_bags.aspx